11月末頃、こっそりと新製品が追加されたXiaomiのイヤホンですが、名前が変わっていることと、併売が続いていることから新しいラインの製品なのかもしれませんね。
少し遅くなりましたが、XiaomiのMi In-ear Headphones Pro HDのレビューです。twitterでかくと言ったからには書かなきゃね。
まず、私の持っているイヤホンを(よく使っているものだけ)書いておきますね。イヤホンの音質は主観的な要素が大きいので私の好きな音の傾向の参考にはなるでしょう。(ならない?)
Audio-technica(ヘッドホン)
ATH-A500X
¥10,000程度
*でかくて邪魔かもしれないけど,その分音も良い(余裕がある).高音が若干刺さり気味で,解像度と定位感は良い.
高音 ★★★★★
低音 ★★★★☆
解像 ★★★★☆
定位 ★★★☆☆
Sony
XBA-10iP
¥5,000程度
*カマボコ.BAらしく,遮音性と音漏れの少なさからうるさいところで使うのに非常に良い.
高音 ★★★★☆
低音 ★★★☆☆
解像 ★★★☆☆
定位 ★★★☆☆
MDR-EX250AP
¥3,000程度
*ちょっと面白い低音が出る.低音の量や質は良いが,高音や中音がちょっと残念.
高音 ★★☆☆☆
低音 ★★★★☆
解像 ★★☆☆☆
定位 ★★☆☆☆
(以下、中華イヤホン。貰い物多数)
kz
ED-9
¥1,000程度(レートにより,差あり)
*貰い物.中華イヤホン面白いやん,と思い始めたきっかけの機種.取替え可能なノズルで2種類の音質が楽しめる.音はドンシャリで細かい音まで拾える上,解像度や定位もそこそこ良い.特に,キラキラした高音が特徴(メーカ曰く,ハイレゾ対応)
高音 ★★★★★
低音 ★★★★☆
解像 ★★★★☆
定位 ★★★☆☆
Ate
¥1,000程度(レートにより,差あり)
*シュア掛け必須の変な形状.付属イヤーピースはさっさと取り外して,ソニーのハイブリットイヤーピース / ノイズアイソレーションイヤーピースの装着をお勧め.ちょっとつけにくいが,音質はかなり向上する.(低音がしっかり成るように成る)Kzのイヤホンらしく,高音がキラキラしていて聞いていて楽しい.
高音 ★★★★☆
低音 ★★★☆☆
解像 ★★★★☆
定位 ★★★☆☆
Ate-S
¥1,000程度(レートにより,差あり)
*上述Ateの後継機.低音がもうちょっと出るように.解像感はAteの方がよかったかも.
高音 ★★★★☆
低音 ★★★★☆
解像 ★★★☆☆
定位 ★★☆☆☆
Xiaomi
Mi In-Ear Headphones Pro
¥1,800程度(レートにより,差あり)
*1ダイナミック+1BAで構成されたハイブリッドイヤホン.ハイブリッドイヤホンでこの値段なのがすごいのだけれど,BAの良さ(高音の綺麗さなど)が全く感じられなかったイヤホン.(ただ,値段の割に音がいいのは事実)個人的には,KzのED9の方が好み.
高音 ★★★☆☆
低音 ★★★☆☆
解像 ★★★☆☆
定位 ★★★☆☆
ということで,長くなりましたが持っているイヤホンの簡単な紹介でした.続いて表題の新しいXiaomiのイヤホンについてです.同じような形で簡単にレビューを.
Mi In-ear Headphones Pro HD
¥2,800程度(レートにより,差あり)
*2ダイナミック+1BAでこの価格.全世代の悪いところ(BAっぽくないところ)をしっかり改善してきたところは評価したい.音質的にはドンシャリの傾向が強い.Kzのイヤホンのようにキラキラ光る高音と,高い解像感や定位の良さを感じる.低音もよくしまった音で,スピード感を感じる.少し,高音が刺さるのだけが気になる...
高音 ★★★★☆
低音 ★★★★☆
解像 ★★★★☆
定位 ★★★★★
簡単なレビューですが,やっぱりこのイヤホンの面白いところは2ダイナミック+1BAの構成でこの値段であるところでしょうか.パッケージもAppleのEarpodsのような感じで小洒落ていました.
今まで,KzのED9をメインで使っていたのですが,やはり3ボタンは便利ですね.端末を触らずに音量調整や曲送りができるのは大変便利で,一度使うと手放せないです.外出時に使うデバイスは音質も大事にしたいですがこういった細かい使い勝手の良さも大切ですよね.
各種ボタンについても前機種より3つのボタンが判別しやすく,押し間違えがかなり減りました.ケーブルが布巻きでなくなったため,絡みやすいかな,と思ったのですが思ったよりは絡みにくいですね.(サラサラしている)
色々書きましたが,久しぶりにあたりのイヤホンと言えそうです.少なくともこの値段で,海外通販に抵抗のない方は,Kzのイヤホンと同時購入をおすすめしたいです.なかなか面白いですよ.