2011年6月13日追加(追記するのをすっかり忘れていました。ごめんなさい。)
・通常は手順3のみ(つまり一時rootは不要)でカスタムフォントが利用出来るようです。私の時はなぜかPermission deniedで上手くコピーできなかったのですが。今考えるとパスが間違っていたのかもしれません。
・手順3を先に実行してみてcustomfont.ttfが正しくpushできていた場合は手順1と2は不要です。後述の確認方法で確認 できます。
・Android OS 2.2に更新し、初期化した後でも一時root不要でカスタムフォントが利用可能だと思います。
SH-03Cに限らず、SHARPのAndroid端末はHTCのそれのようにNANDロックという非常に堅いロックがsystem領域にかかっています。
そいうことで、rootを取るということが非常に難しくなっています。
しかし、Temporary rootにいたっては話が別です。SuperOneClick(Windows)やrootme(Linux)といったソフトを使うことで簡単にadb shell上でのrootが取れてしまいます(具体的には、adb shellすると$が#になるんですが。)
しかし、SHARPのAndroidはadb shellでrootをとれていてもsystem領域に変更を加えることができないようになっています。終いには再起動しだします。
IS01でもそうでしたが、SHARPのAndroid端末は多分すべて/data/fonts/にcustomfont.ttfという名前のフォントを突っ込めばそのフォントに設定画面から変更できるようになっているようです。以下、その手順の簡易な説明です。
※Androidの開発キット(Android SDK)のインストールやパス通し、ドライバー類がすべて準備できているものとして進めていくので準備出来ていない人は他サイトを参考に準備しておいてください。
<<手順>>
1,SH-03Cをデバッグモードで接続する。
2,SuperOneClickをXdaから落として実行する。今回はShell rootでOK。入手はこちらから
3,コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。(赤い文字のところはコメントなので、打たないでください)
adb push [好きなフォントのフルパス] /data/fonts/customfont.ttf //フォントを本体に送ります。
adb reboot //再起動します。手動でもOK
4,SH-03Cの設定→サウンド&画面設定→文字フォント切り替えから、customを選びます(フォントによってはフォント名が表示されるようです。サンプル画像を参照。)
と、手順は至極簡単なんですがカスタムフォントを使っているとアップデートが正常にできないということを聞いたことがあるので、2.2にアップデートするときは念のため/data/fonts/customfont.ttfを消したほうがいいような気もします。。。
2011年6月13日追記
※アップデート時にカスタムフォント以外のフォントを使っていれば問題ないようです。
<解決例>「モリサワ 新ゴ R」に変更してから2.2へアップデート。
<<確認方法>>
ここでは「<<手順>>」の手順3で正しくcustomfont.ttfが送れたかどうか確認する方法を紹介します。Unixの知識がある方は読む必要はないと思います。
以下のコマンドをコマンドプロンプトやターミナル上で入力します。
adb shell
cd /data/fonts
ls -l
ターミナル上にcustomfont.ttfが表示され、容量が正しければ正しくpush出来ているはずです。あとは再起動すればカスタムフォントが選べるようになります。
最後にサンプル画像をおいておきます。(2.1の時の画像ですが2.2でも利用可能です)
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