はじめに
結構前から存在だけは知っていたんですが、youtube-dlというコマンドライン上からYoutubeなどの動画共有サイトから動画を容易にダウンロードできるアプリケーションがあり、今回はそれらを紹介したいと思います。(Mac向けの説明です)
対応動画共有サイト
まず、このプログラムが対応している動画共有サイトは2013年9月24日時点で次のとおりです。
- Youtube.com
- Youtube.com内のプレイリスト, ユーザ名, キーワード検索単位のダウンロード(一括ダウンロード?)
- metacafe.com
- Photobucket videos
- Yahoo screen
- Dailymotion
- DepositFiles
- blip.tx
- vimeo
- myvideo.de
- The Daily Show / Colbert Nation
- The Escapist
- arte.tv
- Soundcloud
- xvideos(成人向けコンテンツにつき注意)
- infoq
- mixcloud
- Stanford Open Content
- Youku
- MTV
- XNXX(成人向けコンテンツにつき注意)
- Google Plus
- 一般的なダウンローダ(ひょっとしたらいくつかのサイトで利用可能かも)
※詳細、最新情報はこちらへ
導入・インストール
Windowsユーザな方は実行可能形式(.exe)をダウンロードし、実行すれば良いと思うのですが、動作するためにはPythonが実行できる環境が必要です。Linuxユーザな方には説明不要だと思いますが、OS Xユーザの方は正直とっつきにくいのではないかと思います。そんな方におすすめなのはHomebrewを利用する方法です。youtebe-dlは頻繁に更新されるため、Homebrwを使わなくてもインストールできる方もHomebrwを使ってインストールされておいたほうが後々のことを考えると楽かもしれません。Homebrewのインストール・youtube-dlのインストールはターミナルから次のコマンドを入力するだけで完了しますが、事前にXcodeのインストールと、Command Line toolのインストールが必要です。XcodeはOS X Lion以降はMac App Store上から無料でダウンロード可能です。Command Line toolダウンロード後Xcodeの環境設定からインストール可能です。
1, Homebrew本体のインストール% ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)"2, Homebrewのアップデート
% brew update2, wgetとgitのインストール
% brew install wget % brew install git3, youtebe-dlのインストール
% brew install youtube-dl※youtube-dlを最新の状態に保つために、定期的に次のコマンドを実行すると良いと思います。ダウンロード できなくなったらまずは次のコマンドを試してみて下さい。
% brew update % brew upgrade使い方
基本的な使い方は次のとおりです。
% youtube-dl "YoutubeのURI"これで、カレントディレクトリに動画がダウンロードされます。ちなみに
% open .でカレントディレクトリをFinderで表示することができます。一般的にターミナルを開いた地点でのカレン トディレクトリはホームディレクトリに設定されていますので、Homeディレクトリに大量に動画が保存されて いってしまいますので、カレントディレクトリを変更してから使用することをおすすめします。カレントディ レクトリの変更は次のとおりです。(ここではムービーディレクトリへ移動します)
% cd ~/Moviesこのほか、Macでは、cdの後、半角スペース入力し、フォルダをターミナルへドラッグアンドドロップ 後リターンキーを押せばカレントディレクトリに移動できます。 今月末(9/30)まで、軽くて検出率も高いESET ファミリーセキュリティ3年版がクーポン利用で、 実質2000円程で購入できます。(3000円引き)最大5台(PC・Mac・Androidなども含む)で3 年間使えますのでこの機会にいかが。